遥かへのスピードランナー

シリコンバレーでAndroidアプリの開発してます。コンピュータービジョン・3D・アルゴリズム界隈にもたまに出現します。

FireMobileSimulator 0.1.0をリリースしました&お知らせなど

FireMobileSimulator 0.1.0をリリースしました。

修正点は以下です。

  • 絵文字完全対応
  • ツールバー上にボタン配置可能(表示->ツールバー->カスタマイズでボタンを追加可能)
  • メニューにアイコン追加
  • 以下の位置情報送信機能に対応(緯度経度などの情報はOptions->位置情報設定から設定可能)
    • DoCoMoのオープンiエリア機能
    • DoCoMoのGPS機能
    • Auの簡易位置情報送信機能
    • AuのEZナビ位置情報送信機能
  • WMLの一部に対応
    • <wml:anchor><wml:spawn href="xxx">
    • <wml:onevent type="onenterforward"><wml:go href="xxx">
  • HTTPSへのiモードID・UID送信制限
  • DoCoMo端末のCookie送信制限
  • 終了時・アンインストール時に設定をクリアするようにした
    • 端末設定を選択したままアンインストールすると端末設定が元に戻らない不具合に対応するため
  • Option設定の見栄え改善
  • POSTメソッドでDoCoMoのUIDが送信できない不具合対応
  • 端末追加ダイアログでキャンセルボタンを押下しても、新規端末が一覧に追加表示されてしまう(実際には追加されていない)バグを修正


週初に公開した方がユーザーの目に留まり易いかな、とも思ったのですがあえて週末の公開です。
というのも、明日ESPer2008というイベントでこのアドオンのライトニングトークをさせて頂くことになったので、それに発表するネタを事前に仕込んでおきたかったからです。
今回のバージョンアップでは絵文字サポートを強化した他に、試験的にGPSを含む位置情報送信機能に対応してみました。
DoCoMoとAuだけですが、緯度経度などを自分で設定してサイトに送信することができます。
設定が面倒な人の為に、デフォルト値は初台のオペラシティになってます。(ちなみに僕の勤務地です。)
本当はGoogleMapsで位置を選択して情報を自動取り込み、とかやりたかったんですが、ちょっと実装の時間が取れなったので今回は見送りました。

そしてこれを機にCodeReposに公開しようと思っています。(現在アカウントをYappoさんに申請中)
一人で開発を続けるのが結構大変なのと、このバージョンである程度のソースコードの雛形は完成したと考えたのが主な理由です。この先は既存ソースの拡張・改修で、携帯シミュレータとしてかなりの高みにまで行けるんじゃないかな、と。

というわけで開発していただける方を絶賛大募集中です。
モバイル開発者のみなさん、モバイル開発をもっと楽にしませんか?