遥かへのスピードランナー

シリコンバレーでAndroidアプリの開発してます。コンピュータービジョン・3D・アルゴリズム界隈にもたまに出現します。

Kudan.mobiの勉強会に参加してきました

今日はKudan.mobi第1回Lightning Talksに参加してきました。

武上さんの発表されていたサイトマップの話は自分にとって初耳の内容が多かったので新鮮でした。
サイトマップなんて単にリンクを羅列したHTMLだと思ったら大間違い。ちゃんとしたサイトマップ専用のXMLフォーマットやクロウラーへの通知方法などが定義されているんです。
そして、Googleサイトのアクセスログから自動的にサイトマップを作成してくれるPythonスクリプトを提供しているという話。そのスクリプトのいくつかの不満点を、武上さんが解消したという内容でしたが、改良版のスクリプトは公開されてないんですかね?興味があるので公開してくれるとうれしいです。すいません、githubにて公開中でした。

立花さんの話は、au端末向けの4way Flashコンテンツを実現するためのTips情報。ちょっと気になってCP向けのKDDIの仕様書を見てみたら同様のことがちゃんと書いてありました。うーん、こういう情報って一般には公開してないのかあ。
難しいですよね、勝手サイトって。特にKDDIはHTTPヘッダの情報を始めとして、勝手サイトでも数多くの情報が取得可能になってるのにその仕様は勝手サイト向けには公開されてない。セキュリティに対する詰めの甘さを感じずにはいられません。

id:mochikoAsTechさんは、「運用担当の人に5分でcronを理解してもらう」と題した物語調にアレンジされたcronの解説。「クロンくんは1分に1回、やることが書かれたノートをチェックする」など、「定期的にジョブを実行する」という単純な説明では見落としがちな大事なことを平易な言葉で語られていたのが印象的でした。

自分の話でいうと、例によってまたFireMobilsSimulatorの話をしてきました。発表の場は3回目で毎回聞き手の層にあわせてちょっとずつ内容を替えていってはいるんですが、そろそろ飽きられそうなので新しいネタを仕込んでいきたいなと思っています。

ほかの人の発表を聞いていて漠然と思うのは、ライトニングトークって技術的に新鮮でためになる話をするのか、使い古された話題でもエンターテイメントとして昇華していく方法を取るのか、のどちらかに落ち着いちゃう感じがあるんだけど、本当は両方うまくミックスさせるのがいいんだろうなあ、と。自戒の念をこめて。。。

懇親会でもいろいろと面白い話が聞けました。
携帯サイトはなぜかPHPでの開発が多いんですよね。個人的にはやっぱPerlがいいと思うんですよね。ライブラリが充実してるし、Perlを使ってモバイル開発をやる、っていう時点で既にある程度のレベルの技術者が選別されている気がするし。

Kudan.mobiは来月末もまたライトニングトークを開催するようなので、モバイル開発をされている方はぜひチェックしてみてください!