遥かへのスピードランナー

シリコンバレーでAndroidアプリの開発してます。コンピュータービジョン・3D・アルゴリズム界隈にもたまに出現します。

最近の関心事

最近、学問にはまっています。はまっています、というのはちょっと語弊があるかもしれないんですが、自分のエンジニアとしての付加価値は何だろう?と考えたときに、マネージャ的な仕事やアーキテクト的な仕事よりも学問的なものに重心を置いていることの方が得意だし、面白いという結論に至ったわけです。そんなわけで大学卒業以来、およそ5年ぶりに線形代数の本を開いたりとかしています。5年が経ってようやく数学と現実との接点が見えてきた感がありとっても面白いです。

そんなわけで最近勉強している本。

Introduction to Information Retrieval
Christopher D. Manning Prabhakar Raghavan Hinrich Schutze
Cambridge University Press
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内容は平易だけどやはり洋書という点で読むのに時間がかかります。
でも英語の勉強にもなって良い。あと内容が抽象的なので後述する「集合知プログラミング」で実践も合わせていくと良い、と思う。


パターン認識と機械学習 上 - ベイズ理論による統計的予測
C. M. ビショップ
シュプリンガー・ジャパン株式会社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 機械学習の新・定番教科書,待望の邦訳!
こちらは逆に日本語なので読みやすいのですが、数学的な内容がやや高度で読むのに時間がかかりますね。


集合知プログラミング
Toby Segaran
オライリージャパン
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おすすめ度の平均: 4.5
4 プログラムはいまいち
4 ようこそ、Web 2.0の世界へ
5 知的好奇心が刺激された!!
5 機械学習の現実世界での応用
3 私には敷居が高かったかも・・・
理論的な背景については手薄だが、実践的な内容。すぐプログラム組んでみたくなっちゃう人向きですね。


そんなわけでこのブログにも成果を晒していこうかなと思います。
何ができるかわかんないけど色々遊んでみます。