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遥かへのスピードランナー

シリコンバレーでAndroidアプリの開発してます。コンピュータービジョン・3D・アルゴリズム界隈にもたまに出現します。

Windows VistaでKinect SDKを動かす方法

Kinect

先日ついにMicrosoft公式のKinectSDKが発表されましたね!

さっそく試してみたかったのですが、KinectSDKはWindows7のみサポート、そして僕の持っているのはWindowsVistaのみ・・・。
ということで何とかWindowsVistaで動かせないものかと頑張ってみました。

で、結論から言うと、

  • 深度センサー・モーションセンサーの部分はVistaでも動かすことが可能
  • 音声入力・認識の部分はVistaでは動かせなかった

という結果になります。
サンプルプログラムで言うと、SkeletalViewerはまったく問題なく動きます。ShapeGameは音声入力の機能以外は動きます。
もうちょっと頑張れば音声の部分も動かせるかもしれませんが、セットアップにそこまで時間をかける気力もなく、僕は諦めてWindows7を買ってしまいましたが、一応記録として方法を記しておきます。以下32ビット版での手順ですので、64ビットの場合ファイル名を読み替えてください。

手順1:msiファイルを展開する

KinectSDKのインストーラーKinectSDK32.msiを好きな場所にダウンロードします。
http://research.microsoft.com/en-us/um/redmond/projects/kinectsdk/download.aspx

そのあとコマンドプロンプトを立ち上げて、ダウンロードした場所まで移動し、以下のコマンドを発行します。
C:\Kinect\SDK\Directory> msiexec /a KinectSDK32.msi targetdir="C:\temp"
ここでtargetdirには展開したい場所を指定します。どこでもいいのですが、ここではC:\tempを指定しています。
このコマンドを実行すると以下のように5つのファイル・フォルダがtargetdirに展開されます。

手順2:フォルダの移動とパスの設定

手順1でできたPFilesX86フォルダを、C:\Program Files\Microsoft Research KinectSDKのパスに名前を変えて移動します。
移動が完了したら、環境変数のPathに「C:\Program Files\Microsoft Research KinectSDK」を追加します。

手順3:ドライバのインストール

Kinectを接続するとドライバのインストールが求められますので、「ドライバの場所を指定する」を選択して、「C:\Program Files\Microsoft Research KinectSDK\Drivers」を指定します。自動的に必要なドライバがインストールされます。
ドライバのインストール後、再起動が必要です。

完了

これだけで完了です!
C:\Program Files\Microsoft Research KinectSDK\SkeletalViewer.exe

C:\Program Files\Microsoft Research KinectSDK\ShapeGame.exe
をクリックすると以下のように動くことが確認できると思います。

追伸

音声入力・認識部分をVistaで動かすことができた方はご連絡下さいませ。