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遥かへのスピードランナー

シリコンバレーでAndroidアプリの開発してます。コンピュータービジョン・3D・アルゴリズム界隈にもたまに出現します。

投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術

読書

投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術
藤井 孝一
日本実業出版社
売り上げランキング: 9241
おすすめ度の平均: 4.0
3 本の読み方の入門本
4 前向きにさせてくれる作品
4 ビジネス書を活かす読書方法
5 読書レポートの作り方が参考になる
5 読書が楽しくなりそう

年間300冊以上の本を読み、さらにその読書レポートをメルマガとして発行し続けている著者による読書ガイド。巷では速読術に関する本がだいぶ前からブームになっていますが、本書は決して速読術の本ではありません。速読について触れた箇所はありますが、それはほんの一部で、本を読むことの効用・本の選び方・読み方・アウトプットの方法まで幅広くカバーしています。
たとえば本の選び方などは、今まで大して意識せずに行ってきた人も多いのではないかと思います。しかしこの本はそのようなあまり意識されない箇所にもスポットをあて、自身の経験を踏まえたテクニックを披露しています。
たとえば

  • あとがきは本の出版社の意図が介入しづらく、著者の本音が出やすい。本の出来具合を見抜く箇所として活用できる。
  • 目次は著者自身にとっても、本を書く上でのロードマップとなっている。
  • 「はじめに」にはその本のエッセンスが、1章・2章には筆者のいいたいことの大半が詰まっている。

など。いずれも本を書いた経験が豊富であればこそ出来る、良書の判別テクニックです。
さらにこの本には、筆者が長年続けている書評メルマガによって培われた読書レポートのテンプレートが記されています。書評を書くのは苦手、という人でもこれを参考にすればそれなりに形になった(かつ役に立つ)書評を書くことができると思います。かく言う自分もその一人で、この文章は、そのテンプレートを参考に書いています。まあ、自分の文章に関してはまだまだ納得のいかない点は多々あるんですが、折に触れて本書のテンプレートを参照することで自分の書評の質を高めていけると感じています。
ちなみにこの本の中で、読書レポートと並んで、かなりお進めされているのは読書会の開催。が、どうも自分はまだ読書会というものが好きになれないのです。昔から図書館とかで友達と勉強するのが苦手な性分だったし、大勢集まって読書することに意味なんてあるの?と斜に構えてしまう。とはいえ、自分が読んだ本について語り合いたいという欲求はないことはないので、1回くらいは参加してみようかな、と思った今日この頃です。